
の豆カメラですよ。Gem Flexというのが名前ですかね。6〜7センチくらいの高さです。
ずっと前に親父から譲り受けてたのを最近思い出して、引っ張り出してきましたよ。
“Made in Occupied Japan”。つまり占領下の日本製です。
ざっと調べても、これが「昭和光学精機」という会社が生産していたもの、さらにそこもとっくに倒産してしまっているということくらいしかわかりません。
また、どちらかというと海外輸出用に作られていたのか、海外のオークションサイト(eBay等)では見かけるのですが、日本ではほとんど情報も出回っていません。つまりはコレクションアイテムですらないということでしょう。
まあ、クラシックカメラといえばライカとかありますしね。
日本製でももっといい物があるじゃろってなもんで。
…もうちょっと価値があるかなとか思ってたんですが。ちっ。
いやなんでこんなん思い出したのかといえば。
「ゴジラ」のハリウッド版が楽しみだからですよ。
戦後間もない頃に日本で作られた怪獣映画の古典が、ついに“ちゃんと”大作としてリブートするわけです。いやあ、かの「ジラ」からヤン・デ・ボン版とかいろいろやきもきさせられましたが、ようやくです。
しかし、その日本だけ2ヶ月遅れの7月公開とはなんというご無体。
加えて、これに合わせて1954年オリジナル「ゴジラ」のリマスター版が出るってのにちょっとピクッてなってますよ。
…って、脈絡があるようでないのはわかるんですが(苦笑)。
実際思い出しちまったんだから仕方ない。