そんなわけで「ゴジラ」観てきましたよ。
楽しかったです。面白かった、でなく楽しかったです。
ゴジラ登場時間が少ないって話は聞いてましたが、実際観るとそんな感じはなかったです。でも本当に総登場時間10分程度らしいので(YouTubeにはそれをまとめた動画までありました)、そうだったんですねぇ。まあたしかにゴジラ登場のたびにブツッ!と次のシーンに行ってしまうので毎度「はうっ」てなります。初登場のハワイ戦なんてまるっとカットされたって話です。もったいない。
映像は安心のハリウッドクオリティです。
「ちゃんとした?怪獣もの」をフルCGでやるとこんなんですぜ、と見せつけられて、もうぐうの音も出ません。ミニチュア着ぐるみ派じゃない自分すら、嗚呼ってなりましたよ。日本特撮終わった。
字幕では明らかに怪獣たちの解説が言葉足らずでどうにも頭に入って来ませんでしたが、それでも(怪獣映画ではおなじみの理由付けとはいえ)彼らがアメリカに向かっていく理由付け、因縁にはちゃんと説明があるのがいいです。
それらはやはり平成ガ○ラっぽいんですよね。なので、どうしても初出のインパクトではあちらに敵わないのが辛いところです。
で。
とにかく気になったのは、ドラマに一本筋が通ってないことですね。
主役が変わり目的が変わり、とストーリーがわたわたします。××××××××××…よく経験しました、こういうの(苦笑)。
父親の話はもっとつまむなり主人公にまとめるなりしてほしいし、電車のがきんちょのエピソードははっきり言って要らんです。××××××××××…パターンです(笑)。
全部で4時間以上あったものを2時間強に縮めたということなのでそうなったのもうなずけますが…、やはり人間シーンのつまらなさを怪獣プロレスで覆い隠してもらった感じは否めません。
かのPJ版「キングコング」では冒頭の人間パートが要らないと言われながらも個人的には楽しかったんですが、本作ではあまりにもブツ切れすぎてうーん、です。
まあ、覆い隠せたんならいいじゃん、てな話ではあるんですが(笑)。
そんなこんなで、楽しかったということで。
すでに決定済みの続編では、ぜひ“要らんこと”に惑わされずにもっと堂々と「怪獣もの」やってほしいです。がんばれ、レジェンダリー。
因みに。3D感の弱さもあって、はっきり言ってIMAXで観る価値はなかったです。
まあIMAXは画面が明るいので観やすかったですけどね。
…あ、芹沢博士デクノボーすぎます(泣)。
午後4時31分
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