松枝尚嗣/堀井覚司公式サイト『松枝屋東京店』

日: 2016年2月29日

うるう…

花粉の季節ですが、今年はまだ症状らしい症状はなし。
といいつつ、やたらと喉がイガイガして目がかゆいです。辛くはないですけどね、違和感が。
本番はこれからでしょうから、そろそろ外出時にはマスクをすることにしますよ。

さて。
20歳になったとき、「30になったらこうなっていたい」って目標を建てました。
当時は漫画で賞を獲る直前、すでに漫画家になろうとは考えていた時期ですが、だからって『人気作家になる!』とかではないですよ。もともと世にいう“野心”は持ち合わせていないので(苦笑)。
まあ、『こういう絵が描けるようになってたらいいな』とか『これくらいの知識が備わっていたらいいな』とか『こんな感じの作品を自在に描けるようになってたらいいな』『こんな人間に…』みたいな抽象的で漠然としたイメージですかね。

で、じっさいに30になったときに思い返してみると、これがなかなかいい線行っていたわけです。
人間、目標を建てる…というか、それなりに道筋を決めてしまうというのは有効ではあるのだなと当時感心した次第です。少なくとも、思い描いた方向には行ってしまうものなんだなと。
(…じゃあ『人気作家に…』って思い描いていたらなってたのかな?いや、なれないもの、なりたくないものは目指さないんですよね、人間って。)

ところが、です。
30になったときは、次の40への道筋がまったく見えず、決めようにも決まりません。
しかも、結婚だなんだとプライベートが激変したこともあってか、決めないまま、決まらないままに過ぎてしまいました。
これには40になって愕然としましたね。道筋が“見え”なかったというのもアレですが、じっさい30代は日々捌ききるのに精いっぱいで、グダグダじゃなかったかと。

そんなわけで、40のときにははっきりと50への目標を建てました。
ある意味無茶を承知で、でも考え続ければ何かが見えるはずと信じて、ひとつだけ、大きく。

そしてふんわり(おい)。

すでに折り返しを過ぎて久しいわけですが、これまで、まあまったくそこへの考えが及ばない。
人に言ってみたり情報集めてみたりしたものの決定的ななにかはとんと見つからず…。

…と、それが最近、なんとなくその道筋が見えつつある?という予感があってちょっと驚いています。

まだゴールには多少の時間があります。
これは…どうなるんだろう?と、正直ドキドキしてしまいます。

『予想は外れるけど予感は当たる』
というのが、自分の経験則のひとつです。予想には期待、希望がこもっちゃうからでしょうね。

これは予感、だと思うんですけど…(汗)。

午後6時09分

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