「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」ですよ。
近所のシネコンがリニューアルにつき1000円!てな話で。…ま、じつは知らなかったんですけどね(笑)。
『バットマンとスーパーマンが戦って仲間になるんですってよ!』って時点で何やるのかはもう明白。
また、『神々の戦いに巻き込まれて、人間が無力感からくる恐怖でムキーとなる』ってのも、日本の漫画アニメ特撮では今さら…もとい、おなじみです。
しかし、なんせ監督がザック・スナイダー。
演出は嫌いじゃないです(「ウォッチメン」○「エンジェル・ウォーズ」×)し、ダークなぶんバットマンとの相性はかなりいいんです。
ただ、“お祭り映画”…かどうかは知りませんが…にしては楽しくはないんですよね。
あと、やっぱりいちいち大仰な芸風なので、この作品もいつものように余計な時間を食っている印象。漫画で例えるなら“大ゴマ使いすぎィ!”でしょうか。
なわけで、内容の割に、長い。
かの「アベンジャーズ」で感心したのは、『あのヒーローとあのヒーローって戦ったらどっちが強いん?』というガキのバカみたいな興味にきちんと応えるべく、劇中“(ぶっちゃけどうでもいい)いさかい”からヒーロー同士がケンカするシーンがふんだんに入っていたこと。
また、力では互角にやり合えてもソー以外にはムジョルニア持ち上げられないとか、力あまりないけどリーダーシップあるよ!とかの役割分担が(当然ですが)できてるとか、全キャラに配慮したおもてなし設計も。
意外にそういうのが予備知識なく観る側にとってもわかりやすく伝える手がかりになるんですよね。
それがこの作品、(わかっていたとはいえ)スーパーマン相手じゃケンカにもならないのが辛い。
スーパーマン以外がほぼ初出扱いなので、コラボ感も乏しいのも同様です。
クライマックス、ワンダーなお姉さんがほぼ唐突に出てきて大活躍!ってときは無条件で燃えましたけど(バカ)、それすらも、それぞれのパワーやカラーが不明なままなので、せっかくのラスボス戦なのに、わりとグダグダしてしまうわけです。
…まあいいや(!)。
それでも楽しく観られたんですよ、ほんとですよ。
本編でも挿入されているように、以降フラッシュとかアクアマン(笑)とかサイボーグとかも出す予定とか。
ただ…、この流れだと、ちょいと戦略的に厳しいもんがありませんかね?どうですかね?
それにしても、アクアマン(笑)。
さて、
先月末は風邪で臥せってましたが、最近は喉が辛いです。
間違いなく花粉。
…これ…ヒノキなんですかね?辛い。
そんななか、そろそろ「不透明人間」の2巻目の作画に入りますよ。
やりますよ、ええ。
…アクアマン(笑)。
午後6時29分
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