下がったり上がったり

岡村茂先生が急逝されました。

岡村先生と自分とは、まだふたりともデビュー前、集英社(まだ猿楽町のビルでした)の地下の喫茶室で、時間にルーズな当時の担当氏にもろとも待ちぼうけ食らわされた状態で、なんとなく言葉を交わしたのが最初でしたね。
アシ経験もなく、ステゴロで編集部通いをしていた自分にとっては、最初に接触した“同業者”であり、
そして、その後同じタイミングで連載デビューと相なり、(歳は自分が下ですが)同期でもあったりします。

虚弱な自分と違い元気の塊みたいな人だったはずが、まさかこんなにあっけなく逝かれてしまうとは…、と、正直打ちのめされておりますよ。

…とにかく…、ご冥福をお祈りします。

嗚呼。

かと思うと、
ここ数年、陰ながら勝手に応援してきた漫才コンビが、今年ついにかのM-1決勝に勝ち進んだり。

あんまりげいのうじん気にかけたりしないんですけどね。
こっちは本当におめでたかったり。

とにかく、期待しちゃおう。勝手だし。

目の前の仕事はなんだか煩雑だし大変だし…、今年は振り返るともういろいろ…、上に下にと心揺さぶられっぱなしな1年でした。
もちろん書きませんけど。書けませんけど。

あーもう。

やりますよ。はぁ。

投稿者:

松枝 尚嗣

浮沈を繰り返しながらも、いまだ活動を続ける無名有実の漫画描き。 “器用貧乏”等と評される事もあるが、実際そこまで器用でもないので始末が悪い。 ピンチはひたすら息を潜めてやり過ごすスタイル。 いずれ訪れるであろう年貢の納め時を、どこまで先延ばしできるかが目下のテーマ。