不透明人間 3

出しましたよ、お待たせしました。
お待たせしすぎたのかも…というより誰が待っていてくれたのやら、ですが(苦笑)。

リンクはこちらです。

いやー、ひっさしぶりなんで、オーサリングにえらい手間取ってしまいましたよ。
やっとのことでE-PUBに仕立て上げたはいいものの、この5年でKindleの仕様もいろいろと変わってしまっている様子。
わがMacでは、キンドルファイル(.mobi)をちゃんとプレビューできるアプリがほぼ皆無でして(純正のKindleアプリあるのに!)、そこからもさらに格闘が続いて…、もう疲れ果ててしまいました。

本文内のハイパーリンクも効かなくなっているんですかね、奥付のURLとかも無反応です。
その流れか4ページの目次も死んでると思います。それが仕様なのかこちらの定義ミスなのか、いろいろ調べてみたものの判然としません。
まあ論理目次(アプリで表示させるナビゲーション)は生きているので、そちらでご勘弁を。

さて今回、内容は相変わらずなわけですが(!)、
ひとつだけ変わったことをやっています。

まあ黒澤映画の「天国と地獄」みたいな感じですかね。
じつは、クリスタから自動で描き出すとこれができないので、このページだけ調整してファイルを入れ替えたりしています。
…なんでできないのかなぁ、電書の強みなのに。

ともあれ、これで一仕事終えた気分です。…実際終えたんですけど。
とはいえ、当初の目標として“最低でも5巻くらいはないと(形にならない)”と掲げていたはずですし、まだまだですねえ。

…ま、いいや。

気長に行きましょう。

重要かもしれない話

こんな時間に(笑)。
じつは現在、今月末の用事に合わせるべく時間調整中なのです。
前にも書いたとおり、昼夜逆転を直すのに一苦労でして。

さて、
なかなか「不透明人間」が進められません。
目の前にやることがあるとどうしてもこうなっちゃいますねぇ…。情けない…。

で、その前に、
ちょっと1〜2巻の奥付等を修正しましたよ。
ここに移っちゃいましたし、メアドも変わってますしね。

あと、いい機会なんで、2巻の2〜3ページ目に“これまでのあらすじ”を追加することにしました。
親切、というより、ゴニョゴニョ…(苦笑)。
とにかく、こんな感じです。

3巻目になるとここに鹿井くんが加わる仕様です(てゆーかそれを消したんですけどね)。

まあつまりですね、ファイルを更新しているんです。
問題は、お持ちの方のファイル更新です、これも以前触れましたね。
他にもちょこちょこ微調整しているものの、わずかな修正程度ではAmazonは対応してくれません。
なので、どうしてもという場合は、各自でご対応いただくしかないわけです。

手順は、いろいろ拾ってきた限り(おい)こんな感じです。
せっかくなのでまとめておきます。

1.Amazonの問い合わせに
http://www.amazon.jp/contact-us

2.本を履歴・作者名などから抽出

3.質問内容を選択

お問い合せ内容: Kindle本について
詳細内容: 購入したコンテンツをダウンロードできない
を選択。

4.お問い合せ方法選択

以下Eメールを選択した場合…
※電話もあり。

5.問い合わせ内容を明記

書籍名:
ASIN番号:

以前、上記の電子書籍を購入しました。
最新版の再ダウンロードをお願いします。

…で、Amazonからメールが来て再ダウンロード、という流れです。
まったくもってお手数ですが。

……しかし…、

うん、やっぱり重要…じゃない気しかしないです(苦笑)。

不透明人間 2

出しましたよ。こちら
1巻よりちょっと増えて107ページ…くらいです。

いやぁやっと…、って、前にも言ってる気が(苦笑)。

さらに前にも書きましたけど、この2巻目で話が進んでようやく巡航モードです。
なので多少読みやすくなっているはず。…はずです。

カバー絵の描き方にひと工夫してみたりもしたものの、うーん、サムネレベルの大きさで見ると、やっすい色鉛筆で色着けたみたいな感じに見えちゃって、ちょっとショック。再考の余地ありかも。

まあ、気に入らないなら直せばいいし、…と、一応言っておきましょう。

やっとの続刊ですが、とにもかくにも、あるていど溜めないと意味がないので、まだまだ道半ばと思う次第です。
どの道?と訊くなかれ、むしろこっちが知りたいのさ。

さて。
…小麦粉が余っているので、娘のリクエストで“バターを使わない”クッキーを作ろうかと思案中。
アーモンドスライスも余っているので…、ローストして砕いて生地に混ぜ込んでやろうかな、どうしようかな。

…いろいろどうしようかな。

不透明人間2…

先月末から今月前半にかけて、とにかく鼻炎がひどくて難儀しました。
杉のピークを越えてからの発症ってのがよくわかりません。でも、思い返してみると、以前から酷いのって4月なんですよねぇ…。
前も書きましたが、ヒノキなの?ヒノキオンリーの花粉症なんてあるの??

とはいうものの、今ではそれもすっかり治って、窓開けて生活できてますからね。
昔の人も言ったように、喉元を過ぎたみたいなので熱さは潔く忘れることにします(意味が違う)。

さて。
作画開始ですよ。
全6話、計107ページ(作画枚数はもっと少ないです)。
ネーム(紙)から原稿(デジ)への描き写しをずっとやってたので、ようやくです。
もともと、ネームを粗めにしておく自分としては、かなり気を使う行程ではあるんですけどね。要は、“直しながら”ってことなんですが(苦笑)。
昔なんて31ページを原稿に書き写すのに丸2日くらいかけてましたねぇ。
今作は人にチェックしてもらうわけじゃないから、よけいに粗い…どころかだいたいの覚え書きみたいなもんなんで。
…それはさておき。

今回から、明人編と公介編の交互仕様となります。
明人君がよりヘンタイ寄り(笑)となるのは当初からの想定通りですが、公介のほうはかつて挫折した「永田公介」のような日常ミステリ風味となりますかね。
ただ、おかげでページ配分が、明人1:公介2という(笑)。

でもまあ、これでようやく巡航モードです。

その他、早いのは承知で、変化球ネタも放り込んでみたり。
そこはそれ、インパクトもほしいじゃない。

…それにしても、相変わらずなかなか進捗しません、手数はあえて大きく減らしているのに。なぜなんだろう??作業中のテンションも低めです。
そのへんも、いわゆる“仕事”のプレッシャーにはかないませんねぇ。

ともあれ。

まあ、やりますよ。

「不透明人間」

出しましたよ。
やっと。

タイトル「不透明人間」
第1巻。105ページ。
画像はカバー絵です。
販売ページはこちらにて。
以下、紹介文より。

突然、人間が透明になる!

奇病かどうかもわからない謎の現象の多発で、世界はそりゃもう大混乱。
みんなが彼らとの共存をしぶしぶ選んだことで、社会はなんとか落ち着きを取り戻したけれど…。

それから1年。
ある晩、俺は透明な女の子(全裸)を拾ったんだ…!

顔も正体もわからない透明人間たちと、透明“じゃない”俺たちとの、おかしな葛藤を描く少しブラックなコメディ−ドラマ。

…自分で紹介するのってやーね(嘆息)。

さてさて解説をば。

…もともとは、どこに載せようとか考えていたわけでもなく、ただ描きたいなと思い立った作品です。
むしろ、『出版社経由でなく自力で出せそうな題材は?』と探していた中で作られたので、そういう意味でいえば行き着くところに行き着いたのかも。
細かいリサーチや作り込んだ設定の“大作”はさすがにちょっと無理ですからねー。

ただ、草案は一度某編集部に見てもらいましたよ。あえなく玉砕しましたけど(おかげでネームが3話分溜められたわけですが/笑)。
そりゃそうです。まあ読んでいただくと分かるんですが、とにかく商業作品としてはありえないハンデがありますので。

もっとも、そのへんは今回の発表作で微調整していまして、改善…とまでいえるのかどうかはわかりませんが、一応漫画としては収まりをつけてはいます。
うん、ちょっと「ヒットマン」以来のノリともいえますかね。

デジタル作画のお試し目的もあり、線もあえて簡略化しています。
タイトルや、“透明人間”という(バカバカしい)題材、さらにテーマへのアプローチの角度(?)もあるので、とても真面目な絵ではやれないだろうと判断、早い話“コメディーにしか見えない”よう調整しました。
カバー絵からもわかるでしょうが、キャラの手足のバランス、頭身すら従来とは著しくちがいますのでご注意ください。

ストックされていたネームが約30枚×3話分。
…で、まあさくっとできるはずだったのが(年内には出すつもりだったのに…/苦笑)、なんだかんだで5ヶ月を要してしまいました。

先述した各所の改善だけでなく、まずネームをほぼ全編見直したり。
執筆中も変更に次ぐ変更、2話めと3話めをそれぞれ2分割、全5話と変更することにもなりました。それにともない大幅な増ページですよ(そのへん紙の書籍でいう“折”だの何だのみたいな制約のない電書は楽っちゃ楽です)。
また、いくつか3Dデータまでちまちま作ったりってのもありましたね。

なにより、以前も当店で書きましたが、“線を単純化する”という調節作業が思いのほか難航して、それが響いてしまった気がします。
なんでしょう、しゃがんだ状態で両脚を手で持って全力疾走する、みたいな難しさ。

カバー絵なんて何回か塗り直したあげく、結局単純な完成品に落ち着いたというヨタヨタ状態ですし、逆に、本編背景をはじめとして、たいして単純じゃなくなってしまっている箇所もちらほら…(苦笑)。

…ともあれ。
意外に真面目に、また時間もかけて(結果論)制作されましたので、まあフツーに読めるはず。
ですので、よろしければ。

気に入っているフレーズは、『“寛容”という“保険”をかけて時代と折り合った』。
ちょこちょこ松枝の本音をちりばめていますよ。

こう見えて社会派作品だったり。

…続きも…描くんだよな…。

ああ、描くとも!