松枝尚嗣/堀井覚司公式サイト『松枝屋』

グッバイ2023年

てなわけで大晦日です。
前回ちらちら書いてますけど、改めて。

今年はとにかくキツかったです。

自分自身にはとくに何もなかったものの、身の回りでいろいろ心配事やら不幸やら…、
とにかく精神的にガシガシ削られて、本当に本当にキツい1年でした。
マジで病みかけましたよ、…って病みゃしませんけど。
(もしくは深い所で病んでるかもしれない?…てくらいにまだ立ち直れていない気も)

今までなら深い悩み=仕事の悩みだったんですが、もうこのへんには慣れっこになってしまってますからねぇ、
だったら…とばかりに違う角度から削りに来るんですから、もう油断ならないです。

しかも、ちゃんといいこともあったりするわけです。
その高低差がエグかったです。

まさに悲喜こもごも、人生予断を許しません。
来年に期待。

…いや、期待なんてしないぞっ、裏切られたら辛いから(弱)。

まあでも、

ヤーレンズ準優勝おめでとうございます。

期待してみるもんです。

午前4時27分

下がったり上がったり

岡村茂先生が急逝されました。

岡村先生と自分とは、まだふたりともデビュー前、集英社(まだ猿楽町のビルでした)の地下の喫茶室で、時間にルーズな当時の担当氏にもろとも待ちぼうけ食らわされた状態で、なんとなく言葉を交わしたのが最初でしたね。
アシ経験もなく、ステゴロで編集部通いをしていた自分にとっては、最初に接触した“同業者”であり、
そして、その後同じタイミングで連載デビューと相なり、(歳は自分が下ですが)同期でもあったりします。

虚弱な自分と違い元気の塊みたいな人だったはずが、まさかこんなにあっけなく逝かれてしまうとは…、と、正直打ちのめされておりますよ。

…とにかく…、ご冥福をお祈りします。

嗚呼。

かと思うと、
ここ数年、陰ながら勝手に応援してきた漫才コンビが、今年ついにかのM-1決勝に勝ち進んだり。

あんまりげいのうじん気にかけたりしないんですけどね。
こっちは本当におめでたかったり。

とにかく、期待しちゃおう。勝手だし。

目の前の仕事はなんだか煩雑だし大変だし…、今年は振り返るともういろいろ…、上に下にと心揺さぶられっぱなしな1年でした。
もちろん書きませんけど。書けませんけど。

あーもう。

やりますよ。はぁ。

午前2時37分

ゴジラ観てきました

-1.0。ゴジラが怖えーのなんのって。

総評。これはいいんじゃないでしょうか。

初代除いて、国内外含めいびつな作品しかないと言っても過言ではないゴジラシリーズにおいて、きわめて健全にエンタメしている快作だと思いますよ。

人間ドラマ部分のクサさが取り沙汰されていますが、舞台設定がもはや時代劇だしあんなありえないデカい生き物が出てくる世界観だし、とまあ気にはならないです。
そもそも、平成ゴジラシリーズとか、これとは比べ物にならないくらいのクサクサアホドラマでしたしね。

こういうのに限らず、創作ってのは取捨選択の繰り返しでして、リアリティと称してあれもこれもと詰め込めば簡単に破綻してしまいます。
本作は、ストーリーの進行を主人公の個人的な事情と感情に絞りきって、それ以外のノイズを極限まで排しているので、なんとも見やすくわかりやすくすっきりしていますね。
ゴジラの生物としての設定(当時の科学知識じゃ限界がある)だのそのころGHQや政府は…だの全部切り捨て、外タレも(ヘンテコ英語しゃべる日本人も)出さず、とまあ構成が潔いのがとてもいいです。

直近の“シン”シリーズはむしろそのノイズにこそ命懸けてましたが、それも功を奏したのは結局「シン・ゴジラ」の前半(政府のドタバタ〜東京駅での活動停止)まで。
以降はシリーズもろともまんまノイズでしたので、…まあ、作劇としてはこっちのほうが正道であり正解でしょう。

わかりやすすぎて先の展開はことごとく読めてしまうものの、それもまあ“振ったものは拾う”というスッキリ感でもあるし、まあまあまあ。

そして白眉はVFX。
おそらく、この監督の長年の経験の賜物なんでしょう、邦画最高峰ですよね。
「シンゴジ」みたく無駄な試行錯誤で時間と予算を食い尽くした感…ってまあ実際は知りませんが…もなく、とにかく、(シナリオや演出もそうですが)やりたいこととできることの選別に迷いと狂いがない印象。
ここまでやられたら、画面の説得力だけでいやでも盛り上がろうってもんです。実に映画的満足感です。

とまあ、けっこうべた褒めしているわけです。
間違いなくゴジラ映画としては最上位クラスです。…ゴジラ映画としては。

…ただ、…なんだろう、すっきりしすぎていて中毒性がないというか…。
鑑賞中の満足度は本当トップかもだったのに、観賞後の熱狂度がそこまで高くないのが、…なんとも。

特ヲタゆえのめんどくささなのか、旧軍の兵器にあまり興味ないからなのか…。

 

…とりあえずサントラ買おう。

午後7時34分

なにがあった

10月に入ったらすっかり涼しくなっちゃって。
急にエアコン要らずになるとか驚くわ。
まあいいけど。

さて、
“遺伝子検査”ってのをやってみました。娘と一緒に。

つーても、べつに深刻な話でなく、最近よく売ってる性格診断みたいなノリの安物です。
ちなみにここの“Myself”っての。
Amazonでタイムセールで安かったので。まあお遊びです。

んで。

結果が最近ようやく届いたわけですが、全体的には驚くこともなく。
“アルコール代謝”が“ほとんど分解できないタイプ”で酒はやっぱり飲めないし、神経質だったりネガティブだったり(といっても、このへんは日本人なら高確率でそうなるよう)。

報酬依存型が“低い傾向(19.4%)”、平たく言っちゃえば“褒めても伸びない”のも改めて納得。

そのなかで意外だったことを挙げるとするなら、
“甘い物の摂取傾向”が“標準(61%)”(!)、
“音程に関する能力”が“やや高い傾向(27.1%)”、
“髪の形状”が“やや太い傾向(40.3%)”(!!)…

あとは、わりと長寿傾向(36.4%)で、加齢による脳力の低下も起きづらいタイプ(9.9%)だそう。
こりゃ死ぬまで働けとな。へいへい。

などと、まあ突出した項目もなくじつに凡庸かつ平和なもんなのですが、
自分というものを“遺伝的に”と改めて総括すると、本来の自分は、もっと社交的でみんなと協調調和しようとする“はず”だとわかります。
比較用に、自己診断テスト(要は環境による性格の変化測定)も行うので、両者のグラフを重ねて表示されたりもしまして、その結果も比較してみると、

“社会性がグッと下がって、協調性もやや下がり、慎重性勤勉性がちょい上がっている”のが現在の姿らしいです。

要は、
小心者が調子に乗りすぎた結果深く傷ついて心を閉ざした
…という20歳前後での自己分析を裏付けるものだったりしますね。
って、何があったとか言わないの。

とにかく、

そう、
答えはとっくに出ていたのです。

嗚呼。

…こういうの、若い人がやるほうが面白いよね。

午後5時46分

いつまで暑いんじゃい

暑い。もういいです。

特に書く事もなく。
いやあるにはあるんですけども、書くのも億劫。
何か振り絞りますか。

あ、

最近、模型熱が高まってきました。
ぶり返してきた、ともいえるのですが、いかんせん模型にどっぷりハマっていたのは10代までですんで、もはや新規感染です。

てなわけで、ちまちま模型ツールを集め始めましたよ。
もうほとんど捨てた&劣化した&行方不明なので。
エアブラシもとっくに捨てちゃいましたしねえ、そもそも塗料や接着剤がまったくないです。

きっかけとなったのは、何カ月か前にここに書いた“秀”ヘッドです。

もっともこちらも、焼成用のオーブントースターは買ったものの、表面処理の方法にようやく目処が立ったところで停滞中ですよ。
なんせ道具がないのです。筆もないし溶剤もない…。

いえまあだったら買えばいいじゃんてな至極簡単な話なんですけども…、
このまま道を進んでしまっていいものか、とどうしても逡巡気味なのです。

なんせ一度ぶった切ってますからねぇ。

そんな中、
仕事はややのんびり。

…どうなってるんでしょ。まあいいけど。

あー、お城造りたい。

合いの悪いパーツの調整やら甘い造形のディテールアップやらやりたい。
…って、小学生の時に“姫路城”造った思い出だけで言ってますよ。

逡巡気味です。

午後4時49分

1〜3巻販売中

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